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アレルギー性鼻炎(主に花粉症)・アレルギー性結膜炎

アレルギー性鼻炎(主に花粉症)とは

主に花粉症は、植物の花粉(スギ・ヒノキ・ブタクサ・ハンノキなど)が花粉症鼻の粘膜に接触することによって引き起こされます。症状はくしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどの一連の症状が特徴です。

治療について

治療には「症状を抑えることが目的の対症治療」と、「花粉症そのものの治癒を目指す根治治療(免疫療法)」があります。

① 症状を抑えることが目的の対症治療

アレルギー性鼻炎の治療で中心に使われるものは、抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬、鼻噴霧用ステロイド薬、抗IgE抗体薬(皮下注射)などを組み合わせて使用します。

春先など症状が出始めた場合には、早期に当院をご利用ください。

・内服薬

 ヒスタミンは、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンをブロックするお薬で最も使用されています。

 抗ロイコトリエン薬は、は鼻づまりに効果があり、気管支ぜん息の治療薬としても用いられます。

 その他、内服のステロイド、漢方薬なども使用します。

・点鼻薬

点鼻薬は主に、鼻噴霧(びふんむ)用ステロイド薬、血管収縮薬、抗ヒスタミン薬、ケミカルメディエーター遊離抑制剤などを含むものもあります。

 鼻噴霧用ステロイド薬は、鼻粘膜の炎症を抑える働きにより、症状の改善効果が高い薬です。なお、鼻噴霧では、体内に吸収されるステロイドは微量であり、全身での副作用がほとんど現れにくいです。

・その他

重症例には、抗IgE抗体薬(皮下注射)手術治療(レーザー治療)などもあります。

② 花粉症そのものの治癒を目指す根治治療(免疫療法)

免疫療法(減感作療法)は、アレルギーの原因となっている、アレルゲンを少しずつ体に入れて、アレルゲンに体を慣らして、アレルギーが起こりにくくする治療方法です。

免疫療法には「注射」・「舌下錠」によるものがあります。以前から注射による皮下免疫療法が主流でした。(私自身、6歳から15歳まで行っていました。)しかし、現在は舌下免疫療法が主流です。これは、舌の下に薬を投与するため、痛みが少なく、通院頻度も少なく、安全簡単に行うことができる治療法です。

※現在、舌下免疫療法を行うことができるのは、スギとダニのアレルギーのみです。

◎当院でも、舌下免疫療法を行っております。

アレルギー性結膜炎とは

植物の花粉などが目などの粘膜に接触することによって引き起こされます。症状は目のかゆみが特徴です。

治療について

治療には症状を抑える点眼薬が中心です。

スギ花粉が原因の場合は、花粉症と同様に免疫療法で症状を和らげることが可能です。

 

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